2020-10-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日続落、一時プラス圏も勢い続かず 自動車株や石油株安い
27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続落。前場終値は前日比0.37%安の3239.03ポイントだった。深セン成分指数は0.10%安の13178.04ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3942億6200万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、安く始まった。中国共産党の第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が26−29日の日程で開かれており、政策期待も根強く、一時ブラス券に浮上する場面もみられたものの、勢いは続かず、新型コロナの感染再拡大や米中関係の悪化に対する警戒感から再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。セクター別では、自動車、繊維、石油などが売られた半面、造船、医療、航空などが買われた。
上海B株指数は0.06%高の245.06ポイント、深センB株指数は0.27%安の935.96ポイントだった。