2020-10-27 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、欧米の新型コロナ再拡大と株安を警戒
休場明け27日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。休場前に6営業日続伸していたとあって、利益確定売りが出やすい状況。26日の欧米と中国本土の株式相場の下落を嫌気した売りが先行している。欧米での新型コロナウイルス感染の再拡大を受け、世界景気の減速を警戒する投資家がリスク回避姿勢を強めたもよう。
日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.42%安の24814.70ポイントで推移している。個別では、カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)、石油株のCNOOC(
00883)が大幅安。大型金融株の中国人寿保険(
02628)と中国工商銀行(
01398)、不動産株の華潤置地(
01109)も安い。半面、ハイテク株のテンセント(
00700)と舜宇光学科技(
02382)が上昇し、一定の下支えとなっている。きょう2020年7−9月期決算を発表するHSBC(
00005)と万洲国際(
00288)も買われた。