2020-10-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続落、一時1%超下落 銀行・空運株が全面安
週明け26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前営業日比0.72%安の3254.54ポイントだった。深セン成分指数は0.41%高の13181.90ポイントと4営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3967億4600万元だった。
上海総合指数は安く始まり、序盤に下落率が1%を超える場面があった。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、米国の追加経済対策の与野党協議が難航していることで、世界景気の減速を警戒する売りが先行したもよう。ただ、中国共産党の第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)がきょう開幕したこともあって、政策期待から指数の下げ幅を縮めて前場の取引を終えた。セクター別では銀行と空運が全面安。証券、酒造の下げもきつい。半面、送配電や保安設備が買われている。
上海B株指数は0.11%安の246.80ポイント、深センB株指数は0.17%安の940.52ポイントとともに続落した。