2020-10-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:5日ぶり反落、チャイナ・ユニコムが大幅安
22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.22%安の24699.11ポイントだった。中国企業指数は0.30%安の10047.16ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で550億5000万HKドル。
ハンセン指数は、マイナス圏で推移した。前日の米株安が嫌気されたほか、指数は前日まで4営業日続伸し、約7週ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。中国では来週26−29日に中国共産党の第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が控えており、根強い政策期待を受けて買いも広がり、前日終値付近まで戻す場面も見られたが、勢いは続かなかった。
個別では、チャイナ・ユニコム(
00762)が10%近く下げたほか、チャイナ・モバイル(
00941)や中国蒙牛乳業(
02319)も売られた。半面、サンズ・チャイナ(
01928)や銀河娯楽(
00027)が高い。中国建設銀行(
00939)や中国工商銀行(
01398)など本土系銀行株も買われた。