2020-10-14 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:4日ぶり反落、利益確定売りが優勢 空運・観光に売り
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.54%安の3341.73ポイントだった。深セン成分指数は0.66%安の13707.78ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5160億4700万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、じりじりと下げ幅を広げた。前日は終値ベースで9月3日以来およそ1カ月半ぶり高値を付けただけに、目先の利益を確定する売りに押された。きょう開かれた中国の深セン経済特区成立40年の記念式典で、習近平国家主席の演説が日本時間正午ごろに始まったが、市場の反応は限られた。セクター別では空運が軒並み安のほか、観光と証券、保険が続落。一方、繊維・アパレル、化繊、樹脂製品が上げている。
上海B株指数は0.81%安の253.71ポイントと4営業日ぶりに反落。深センB株指数は0.37%安の953.97ポイントと4営業日ぶりに反落している。