2020-10-12 |
中国/政策/自動車・二輪 |
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国務院常務会議、「新エネルギー自動車産業の発展計画」を承認
中国の国務院(内閣に相当)は9日の常務会議で、「新エネルギー自動車産業の発展計画」を承認した。新エネ車産業の秩序ある発展を促し、産業集中度と市場競争力を高める。『経済通』が12日伝えた。
発展計画には、◇コア技術の確立を重視し、操作システムや車載電池の開発と技術革新を奨励する◇充電・電池交換ステーション、水素ステーションなどのインフラ整備を加速する◇国際的な提携を強化する◇公共交通分野で新エネ車の利用拡大に向けた政策支援を強化する――などが盛り込まれた。2021年から、生態環境改善のモデル地区である「国家生態文明試験区」や、大気汚染の重点対策地域において、路線バス、タクシー、物流配送車両など公共車両の新規導入・買い替えで新エネ車比率を80%以上にすると定めた。