2020-10-06 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続伸、一時24000ポイント超え 吉利汽車が大幅反発
6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.75%高の23946.97ポイントだった。中国企業指数は0.92%高の9534.48ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で497億9000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ、高くスタート。新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領が米国時間5日夕に退院したことで、米大統領選や経済政策を巡る不透明感が薄れ、序盤に上げ幅を広げた。ただ、心理的節目の24000ポイントを超える水準では利益確定売りに押され、同水準を再び割り込んで前場の取引を終えた。
個別では、前日安かった自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が大幅に反発。米アップルが新型スマートフォン「iPhone 12」を今月半ばに発表するとの観測を背景に、瑞声科技(
02018)と舜宇光学科技(
02382)が買いを集めた。中国スマホ大手の小米集団(
01810)、バイオ医薬関連の薬明生物技術(
02269)と中国生物製薬(
01177)も高い。半面、中国本土金融大手の中国銀行(
03988)、中国人寿保険(
02628)が売られている。香港不動産関連のLink REIT(
00823)、恒隆地産(
00101)の下げも目立つ。