2020-09-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、内需株に買い 9月PMI改善が材料
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.45%高の3238.86ポイントだった。深セン成分指数も0.82%高の13007.10ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2927億6100万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付き、序盤に上げ幅を拡大。中国国家統計局が寄り付き前に発表した2020年9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回り、買い安心感につながった。同時発表の非製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.7ポイント上昇し、2013年11月以来の高水準となった。ただ、あすから国慶節連休に入るとあって商いは低調。見送りムードも強く、前日高値の3242.79ポイント付近では上値が重い。セクター別では、医療や酒造、食品・飲料など内需関連の上昇が目立つ。一方、観光や石炭、証券が下げている。
上海B株指数は0.48%高の249.59ポイントと続伸。深センB株指数は0.80%高の941.70ポイントと3日続伸した。