2020-09-29 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反発、買い戻しも上値重い 「5中全会」日程確定
29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.52%高の3234.39ポイントだった。深セン成分指数も1.19%高の12912.56ポイントと4営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3262億7100万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、終始プラス圏でもみ合った。前日まで3営業日続落し、連日で7月27日以来、約2カ月ぶりの安値を更新した後とあって、買い戻しが優勢。中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が今年10月26−29日に開催すると伝わり、政策期待も相場を支えた。もっとも、10月1日から始まる国慶節の大型連休を前に手控えムードが漂い、上値追いの動きは限られた。
セクター別では、軍需関連が全面高。通信設備、電子・IT、農業も買われている。半面、前日に高かった石炭が反落したほか、銀行や航空の一角が軟調。
上海B株指数は1.03%高の247.84ポイント、深センB株指数は0.24%高の934.17ポイントだった。