2020-09-29 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】米株高を受けて買い先行か、様子見ムードも
29日の香港市場は前日の米株高を好感して買い先行で始まるか。28日のNY株式相場は3日続伸。アジア、欧州株が上昇した流れの中、民主党のペロシ下院議長とムニューシン米財務長官が月曜日に協議を行うと伝わり、追加経済対策への期待が高まったことでほぼ全面高となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、テンセント(
00700)やAIAグループ(
01299)、アリババ集団(
09988)などが香港終値を上回って引けている。
一方、米国では大統領選の1回目の候補者討論会が米国東部時間29日夜(香港時間30日午前)にオハイオ州で開かれる予定で、市場の関心も高く、買い一巡後は様子見ムードが広がる可能性がある。また、香港では10月1日から国慶節と中秋節の振り替えで4連休となるため、持ち高調整の売りも相場の重しとなりそうだ。