2020-09-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:小幅続落、欧米株安を嫌気 HSBCに売り
22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に続落。前場終値は前日比0.26%安の23887.33ポイントだった。中国企業指数は0.13%高の9652.49ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で555億3000万HKドルだった。
ハンセン指数は前日の欧米株安を嫌気する売りに押され、朝方に下げ幅を拡大。時価総額が大きいHSBC(
00005)が大幅に続落し、相場の重荷となった。英国で新型コロナウイルスの感染再拡大によるロックダウンの可能性が高まったことも、地合いを悪化させた。ただ、安く始まった上海総合指数が一時上げに転じたこともあって、ハンセン指数は前引けにかけて下げ幅を縮小した。値ごろ感の出たハイテク株に見直し買いが入った。
HSBCを巡っては、英BBCが20日、詐欺グループによる投資詐欺を知りながら国際資金移動を看過していたと報じた。ハンセン指数構成銘柄では、カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)、香港コングロマリットの太古A(
00019)と長江和記実業(
00001)が大幅安。半面、ハイテク株の小米集団(
01810)とアリババ集団(
09988)、舜宇光学科技(
02382)はそろって反発した。乳業大手の中国蒙牛乳業(
02319)も買われている。