2020-09-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、利益確定売り優勢 保険株に売り
週明け21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比0.41%安の3324.25ポイントだった。深セン成分指数は0.20%安の13218.88ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4978億元だった。
上海総合指数は高く寄り付いたものの、その後はマイナス圏で推移した。前週末に急騰して2週間ぶりの高値を付けた後で目先の利益を確定する売りが出やすい環境。午前に発表された9月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が5カ月連続の据え置きとなったことが伝わるなかで、徐々に売りの勢いが強まった。セクター別では、保険の下げが目立ったほか、銀行、観光、酒造、空港などが軟調。半面、軍事・宇宙、造船が大きく上昇し、証券が堅調だった。
上海B株指数は0.12%高の252.11ポイント、深センB株指数は0.50%安の951.85ポイントだった。