2020-09-17 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続落、米中株安を嫌気 ハンセン大型銘柄が安い
17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.61%安の24327.67ポイントだった。中国企業指数は1.31%安の9716.89ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で692億2000万HKドルだった。
ハンセン指数は終始マイナス圏で推移。前日の米ハイテク株安に加え、きょうのダウ平均先物や本土相場の下落を嫌気した売りが強まった。米中関係を巡っては、動画投稿アプリ「TikTok」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)と米IT大手オラクルの提携案に対する米政府機関の審査結果が日本時間のきょう午後にも判明。トランプ大統領の最終判断を控えて、積極的な買いが入りづらかったことも相場の重しとなった。指数は前場中盤にかけて下げ幅を拡大。24300ポイントを下回る水準でやや落ち着きを取り戻した。
個別では、スマホ大手の小米集団(
01810)が6%近く下落。ハイテク株のアリババ集団(
09988)やテンセント(
00700)、欧州金融大手のHSBC(
00005)、アジア生保のAIAグループ(
01299)といった大型銘柄も大きく売られた。半面、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)や香港鉄道運営会社の香港鉄路(
00066)が逆行高を演じた。