2020-09-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、ダウ平均先物の下落や景気対策期待後退で
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.99%安の3251.47ポイントだった。深セン成分指数も0.97%安の12885.25ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4226億2800万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。ダウ平均先物が時間外で下落していることが嫌気された。また、中国の李克強首相は15日夜、今年は主要な経済目標を達成し、成長率がプラスを維持する見通しを明らかにしたが、中国の主要経済指標が改善する中、追加の景気対策に対する期待が後退し、売りが広がった。セクター別では、貴金属、酒造、造船、食品・飲料などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、自動車や化学工業の一角が買われた。
上海B株指数は0.07%高の248.41ポイントと続伸、深センB株指数は0.10%安の946.64ポイントと続落した。