中国政府系の不動産デベロッパー、中国海外発展(
00688)は4日大引け後、2020年8月の不動産販売額が前年同月比17.6%増の287億9100万元、販売面積が同9.0%減の136万8200平方メートルだったと発表した。うち、傘下の中国海外宏洋(
00081)の不動産販売額は44億4900万元、販売面積は36万6800平方メートルだった。
1−8月累計では、不動産販売額が前年同期比2.1%増の2222億9400万元、販売面積が同0.4%減の1213万1500平方メートルとなった。これとは別に8月末時点で250億7700万元相当の物件について、契約に合意している。
8月に新たに取得した開発用地は北京市や四川省成都市などの5区画。延べ床面積は105万6200平方メートル、取得額は143億1100万元だった。1−8月累計では延べ床面積が903万6500平方メートル、取得額は791億8200万元となった。
中国海外発展の4日終値は前日比0.47%高の21.55HKドル。