2020-09-04 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続落、25000ポイント割れ ハイテク株が安い
4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比1.83%安の24551.18ポイントだった。中国企業指数は1.31%安の9809.44ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で983億2000万HKドルだった。
ハンセン指数は始値で心理的節目の25000ポイントを割り込み、ほぼ全面安で推移。下値のめどとして意識された100日移動平均(前引け時点で24644.13ポイント)を下回って引けた。前日の米株安を受け、ハイテク株の下落が相場を押し下げるとの見方から幅広いセクターでリスク回避の売りが膨らんだ。ハイテク関連の30銘柄で構成するハンセン科技指数は3.50%安で前場の取引を終えた。
個別では、時価総額が大きいテンセント(
00700)、AIAグループ(
01299)、HSBC(
00005)が売られた。カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)、医薬品株の石薬集団(
01093)、中国生物製薬(
01177)、不動産株の華潤置地(
01109)と恒隆地産(
00101)の下げもきつい。半面、食品メーカーの中国旺旺(
00151)が逆行高。