CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、小米集団(
01810)の目標株価をこれまでの14.2HKドルから21.3HKドルに引き上げた。2020年7−9月期の売上高は18%増と予想。スマートフォンの販売が堅調に推移するほか、モノのインターネット(IoT)関連は10%台の成長が期待できるとした。投資判断は「アウトパフォーム」に据え置いている。『AAストックス』が1日伝えた。
小米集団の20年4−6月期業績について、売上高が前年同期比3.1%増の535億元となり、予想より7%上回ったと評価。IoTの売上高が予想を上振れ、テレビと小型家電の販売が堅調だったことに加え、スマホも平均販売価格の上昇が寄与して大きく伸びたと指摘した。
CLSAは20年予想EPSを9%下方修正。半面。2021−22年についてはそれぞれ0.3%、2.4%上方修正した。
小米集団の1日前場終値は前日比5.96%高の24.90HKドル。