週明け31日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。ダウ平均が先週末28日まで3日続伸し、昨年末水準を上回って終了したことが好感されているもよう。28日のNY株式相場は、FRBの政策変更によるゼロ金利政策の長期化見通しや短時間で結果が判明するコロナ検査キット販売承認による経済活動正常化期待を背景に全面高となった。寄り付き前に発表された8月の中国製造業購買担当景気指数(PMI)は51.0となり、市場予想と前月数値をともに下回った。
指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比1.22%高の25732.34ポイントで推移している。個別では、吉利汽車(
00175)や中国神華能源(
01088)の上昇が目立つ。金先物価格の上昇を受けて紫金鉱業集団(
02899)など産金株も買われている。半面、中国生物製薬(
01177)がさえない。