JPモルガンは最新リポートで、申洲国際集団(
02313)の投資判断を「中立」、目標株価を91HKドルに設定した。申洲国際集団の2020年6月中間決算は売上高がおおむね横ばい、純利益が4%増となり、JPモルガンの予想(2%減収、7%減益)を上回ったと評価。受託生産の増加に加え、欧州のスポーツ用品の需要増、日本の女性下着の需要回復、マスクの生産などが寄与したとの見方を示した。粗利益率は30.9%と、JPモルガン予想の30.4%を上回ったと指摘した。『AAストックス』が25日伝えた。
JPモルガンは申洲国際集団のアナリスト向け会議に参加する予定で、下期の需要動向と生産ラインの稼働率、通期の主要顧客からの受注増や粗利益率、営業費用などに注目するとした。
申洲国際集団の株価は日本時間午後4時21分現在、前日比7.51%高の118.80HKドルで推移している。