2020-08-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、押し目買いが支え 保険・通信株に買い
週明け10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.42%高の3368.27ポイントだった。深セン成分指数は0.62%安の13563.36ポイントと3営業日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7349億8900万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、前週末終値を挟んで一進一退の展開。前週末は高値警戒感から6営業日ぶりに反落したものの、中期的な先高観が相場を支えた。市場では「ハイテク株を中心に押し目買いの好機」(国盛証券)との声が出た。ただ、米中関係の悪化に対する警戒感がくすぶり、上値は重かった。
セクター別では、保険と通信キャリアが全面高。建設と運輸設備も買われた。半面、貴金属・宝飾品、医療・医薬品、非鉄金属が売られた。
上海B株指数は0.29%安の240.05ポイントと3営業日続落、深センB株指数は0.52%安の925.08ポイントと5営業日続落した。