2020-08-07 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港寄り付き:続落、米中対立懸念でリスク回避の売り
7日の香港市場で、ハンセン指数は続落して始まった。米国と中国の対立先鋭化が警戒され、投資家がリスク回避姿勢を強めた。香港時間の今夜に7月の米雇用統計の発表を控え、持ち高を整理する売りも出たもよう。指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.63%安の24772.58ポイントで推移している。
個別では、時価総額が大きいテンセント(
00700)とHSBC(
00005)が売られ、相場の重荷となっている。前日大引け後に2020年に6月中間決算を発表した長江和記実業(
00001)と長江実業集団(
01113)、香港鉄路(
00066)はそろって下落。一方、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)、香港不動産株の九龍倉置業地産(
01997)が買われている。