シティグループは最新リポートで、電力事業の投資会社、電能実業(
00006)の投資判断を「買い」に据え置く一方、目標株価を56.5HKドルから50HKドルに引き下げた。このほど発表された同社の2020年6月中間決算が40%減益に落ち込み、事前予想を下回ったと指摘。2020−22年の予想利益を12−15%下方修正した。『経済通』が6日伝えた。
シティは世界的な低金利や事業への監督管理が進むなか、電能実業の豪州と英国事業の利益貢献が減少しているとして、同社の予想利益を下方修正。一方、関連会社の長江インフラ(
01038)に比べると財務状況は良好だとした。
電能実業の株価は日本時間午後4時8分現在、前日比1.84%安の42.65HKドルで推移している。