5日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まったが、心理的節目の25000ポイント付近で小動きとなっている。前日の米株高が好感される一方、ハンセン指数は前日に2%高と大幅反発した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなっているもよう。
指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.04%高の24956.82ポイントで推移している。個別では、ペトロチャイナ(
00857)やテンセント(
00700)が買われているほか、太古A(
00019)や中国蒙牛乳業(
02319)の上昇も目立つ。中国国務院が集積回路(IC)とソフトウエア産業の法人税の優遇策を発表したことを受け、SMIC(
00981)も大幅高。半面、創科実業(
00669)や九龍倉置業地産(
01997)が安い。