BofAセキュリティーズ(BofAS)は最新リポートで、中国のビール大手、青島ビール(
00168)の投資判断を「買い」に据え置き、目標株価を57.6HKドルから87HKドルに引き上げた。2020−21年の予想コアEBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)を2%上方修正。市場シェアの拡大や収益力の改善を反映させ、21年の予想EV(企業価値)/EBITDA倍率を13倍から17倍に引き上げた。『AAストックス』が21日伝えた。
BofASは青島ビールの市場シェアが年初から上昇していることに言及。20年4−6月期の販売量が前年同期比で1桁台後半の伸び、売上高が10%増、コア利益が20%を超える増加が見込まれるとした。
青島ビールの株価は日本時間午後3時24分現在、前日比1.21%高の66.90HKドルで推移している。