2020-07-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続落、引け間際にマイナス圏 金融株が軟調
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続落。前場終値は前日比0.51%安の3193.82ポイントだった。深セン成分指数は0.25%安の12963.66ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7231億4200万元だった。
上海総合指数は前場中盤にかけてプラス圏で上げ幅を広げた。前日に2週間ぶりの安値を付けたとあって、自律反発を狙った買いが優勢となった。ただ、米国などで新型コロナウイルスの感染が拡大していることや、香港情勢を巡る米中関係の悪化に対する警戒感が意識されるなか、指数は中盤以降、急速に上げ幅を縮小。引き間際にマイナス圏に沈み、結局、節目の3200ポイントを下回って、午前の取引を終えた。セクター別では、金融の下げが目立ったほか、ソフトウエア、通信、不動産などが安い。半面、軍事・宇宙開発、観光、造船などが買われた。
上海B株指数は1.16%高の231.91ポイント、深センB株指数は0.17%高の909.51ポイントだった。