2020-07-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、一時3400ポイント割れ 利益確定売りが重荷
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.10%安の3405.30ポイントだった。深セン成分指数は1.68%安の13911.49ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆828億9900万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた。前日は幅広いセクターが上昇しただけに、利益確定売りが重荷となっている。朝方は根強い相場の先高観を背景に切り返す場面があったものの、ほどなくマイナス圏に沈んで下げ幅を拡大。もっとも、前日に終値ベースで回復していた心理的節目の3400ポイントを割り込むと買い戻しが入り、かろうじて同水準を守って前場の取引を終えた。
セクター別では、運輸や電子部品、小売り、貴金属・宝飾品が下げる半面、軍需関連と文化・メディア、酒造が上げている。
上海B株指数は1.54%安の241.18ポイント、深センB株指数は0.91%安の942.17ポイントとともに反落した。