2020-07-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、3400ポイントを回復 景気持ち直し期待で
週明け13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比1.27%高の3426.21ポイントだった。深セン成分指数は2.72%高の14042.87ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9865億2600万元だった。
上海総合指数は序盤が前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、下値の堅さを確認すると上向きに転じた。心理的節目の3400ポイントを回復し、きょうの高値圏で前場の取引を終えた。前週の週間上昇率が7.3%に達しただけに、朝方は高値警戒感が上値を抑える場面もあったが、次第に中国景気の持ち直しを見込む買いが優勢となった。香港市場から相互取引制度を通じた本土株売買が前週末の売り越しから大幅な買い越しに転じたことも安心感につながった。
セクター別では、農業関連が全面高。非鉄金属、セメント、食品・飲料も高い。半面、銀行の一角がさえない。
上海B株指数は0.54%高の243.02ポイント、深センB株指数は1.89%高の944.38ポイントだった。