2020-07-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:7日続伸、高値警戒感も景気持ち直し期待が支え
7日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は7営業日続伸。前場終値は前日比0.74%高の3370.23ポイントだった。深セン成分指数は0.78%高の13267.14ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9128億9600万元だった。
上海総合指数は高値警戒感がくすぶる中、総じて買いが優勢の展開。序盤は買い一巡後にマイナス圏に沈む場面もあったものの、下値の堅さが意識されると中盤以降は切り返してプラス圏でもみ合った。前日まで6営業日続伸し、約2年5カ月ぶり高値を更新しただけに、利益確定売りが重荷となる半面、中国の景気持ち直し期待を受けた先高観が買いを支えた。
セクター別では、造船、航空・宇宙関連、通信キャリア、保険が全面高。前日に下げた証券が反発した。半面、酒造、製薬が売られた。
上海B株指数は0.16%安の238.68ポイント、深センB株指数は0.40%安の922.47ポイントだった。