2020-07-07 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:6日続伸、ブル相場入り観測の買い 空運が全面高
7日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は6営業日続伸。前場終値は前日比1.32%高の3376.79ポイントだった。深セン成分指数は2.84%高の13309.48ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆887億4200万元だった。
上海総合指数は高くスタート。今年下半期の中国景気持ち直し期待が市場で強まり、ブル相場に入ったとの見方から買いが先行した。もっとも、前日終値は2018年2月6日以来2年5カ月ぶり高値だっただけに利益確定売りが出やすい。寄り付き直後に心理的節目の3400ポイントを一時上抜けたものの伸び悩み、同水準を割り込んで前場の取引を終えた。
セクター別では空運が全面高。ソフトウエアや酒造、電子部品も高い。半面、石炭、高速道路、証券が下げている。
上海B株指数は0.52%高の239.51ポイント、深センB株指数は0.30%高の927.85ポイントとともに6営業日続伸した。