ラミネート(積層板)とプリント基板(PCB)の世界的大手、キングボード・ホールディングス(
00148)は6日大引け後、2020年6月中間決算で純利益が前年同期比25−30%減る見通しを明らかにした。子会社のキングボード・ラミネート(
01888)も20年6月中間決算で純利益が30−35%減る見通しを明らかにした。
2社の減益の主因は持ち分金融商品の評価損益の変動と、20年上半期に発生した新型コロナウイルスのパンデミックによる経営環境の悪化。ただ、住宅販売部門は売り上げが前年同期を大きく上回り、大幅増益となった。
関連銘柄の6日終値は次の通り。
■キングボード・ホールディングス(
00148):22.40HKドル(前営業日比3.23%高)
■キングボード・ラミネート(
01888):8.43HKドル(同3.31%高)