21日の香港市場で美団点評(
03690)が大幅に4営業日続落。株価は一時、前日比4.07%安の106.10HKドルまで下げ、取引時間中として8日以来ほぼ2週間ぶりの安値を付けた。普通株より議決権が強い種類株を持つ創業者メンバーの王慧文氏が日常業務から退くとの発表を受け、売りが出たもよう。
同社は20日大引け後、執行取締役兼シニア・バイスプレジデントの王氏が個人的な活動に時間を割くため2020年12月に日常管理業務から外れると明らかにした。王氏は執行取締役にとどまり、保有する加重議決権に変動はない。日常管理業務を離れた後も取締役として戦略策定や組織拡大、人材育成に携わる。