人民解放軍系の不動産開発会社、保利置業(
00119)は14日大引け後、2019年12月本決算で純利益が前年同期比60%超増えるようだと明らかにした。大幅増益の主因は香港で開発した物件の利益貢献。前年同期の純利益は22億4200万HKドルだった。
19年6月中間決算の純利益は37億3800万HKドルと、前年同期の6倍に達していた。ただ、19年下半期に中国の貴州地域で駐車場の平均販売価格が下がった影響で8億元近い引当金を計上する見込みとなり、19年通期の増益率が押し下げられる。
保利置業の14日終値は前日比0.29%高の3.46HKドル。