交銀国際は最新リポートで、中国のインターネットサービス大手、テンセント(
00700)の目標株価をこれまでの403HKドルから401HKドルに引き下げた。投資判断は「買い」を維持。テンセントの7−9月期売上高が前年同期比21%増の972億万元となり、交銀国際の予想を2%下回ったと指摘した。ただ、急成長するクラウド事業が他部門の減速による影響をある程度カバーしたとの見方を示した。『経済通』が14日伝えた。
10−12月期について、売上高は前年同期比25%増、前四半期比9%増の1060億元に上ると予想した。新作ゲームが業績に貢献するほか、決済やクラウドサービスも伸びを続けるとの見方を示した。一方、粗利益率は前四半期比で2ポイントの低下、調整済み純利益率が同1ポイントの低下を見込む。
テンセントの株価は日本時間午後0時46分現在、前日比2.50%安の319.20HKドルで推移している。