2019-11-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反落、一時2900ポイント割れ 保険・証券に売り
13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.15%安の2910.55ポイントだった。深セン成分指数は0.21%高の9690.17ポイントと4営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2082億6800万元だった。
上海総合指数はマイナス圏の狭いレンジで推移した。米国との貿易協議の第1段階合意に不透明感がくすぶる上、あす発表の中国の10月主要経済指標の結果を見極めたいとして、積極的な買いを手控えるムードが広がった。ただ、心理的節目の2900ポイントを割り込む水準で下値の堅さを確認すると、前引けにかけてじりじりと下げ幅を縮小した。
セクター別では保険が軒並み安のほか、証券、観光、公共事業が売られている。半面、貴金属や酒造、医薬品・医療など内需関連が買われている。
上海B株指数は0.40%安の258.53ポイントと4営業日続落、深センB株指数は0.19%安の906.05ポイントと3営業日続落した。