中国最大の半導体ファウンドリー、SMIC(
00981) は12日大引け後、2019年10−12月期の売上高が7−9月期と比べて2−4%増加する見通しを示した。イタリア・アベッツァノ200mmウエハー工場を除けば4−6%増収となる。粗利益率は23−25%を見込む。
同時に発表した7−9月期決算の純利益は1億1500万米ドルと、前四半期(4−6月期)の6.2倍に達した。売上高は3.2%増の8億1600万米ドルで、増収率が8月に予想していた0−2%を上回った。売上原価の増加率を1.1%に抑えたことで、粗利益率は前四半期の19.1%から20.8%へ改善。営業支出の削減とその他収入の増加も利益を押し上げた。7−9月期のウエハー出荷量は8インチ換算で131万5400枚だった(4−6月期は128万4500枚)。
SMICの12日終値は前日比0.31%高の9.72HKドル。