中国のナショナルフラッグ、中国国際航空（00753/601111）が14日大引け後に発表した業務統計によると、9月の旅客数は前年同月比5.1％増の940万1400人、貨物輸送量は同5.4％減の12万3500トンだった。前月比ではそれぞれ10.2％減少、4.1％増加した。

　旅客業務では、国内線が前年同月比5.2％増、国際線が10.1％増と堅調だった半面、香港・マカオ線が12.3％減と落ち込んだ。貨物業務は、国内線が2.9％減、国際線が6.6％減、香港・マカオ線が42.8％減だった。

　9月の旅客ロードファクター（座席利用率）は80.6％で前年同月から0.1ポイント上昇。全体のロードファクターは69.5％で同1.0ポイント下げた。

　一方、1−9月累計では、旅客数が前年同期比5.4％増の8621万人、貨物輸送量が同1.9％減の105万600トンだった。旅客ロードファクターは81.4％で前年同期から0.5ポイント上昇。全体のロードファクターは68.8％で0.6ポイント下がった。