週明け14日の香港市場でハンセン指数は続伸スタート。米中が11日まで開いた閣僚級通商協議で部分合意し、トランプ米政権が15日に予定していた対中制裁関税の引き上げを行わないと表明したことを好感。もっとも、前週末11日に米中交渉の進展に対する期待から2%超の大幅高で終え、今回の協議結果がある程度織り込まれているだけに、相場は上値の重い展開となっている。
指数は日本時間午前10時37分現在、前営業日比0.56%高の26456.85ポイントで推移。個別では、豚肉大手の万洲国際(
00288)やマカオカジノの銀河娯楽(
00027)が高い。電動工具大手の創科実業(
00669)、アジア生保のAIAグループ(
01299)、欧州金融大手のHSBC(
00005)が大幅に続伸。前週末に大幅安の医薬品メーカーの石薬集団(
01093)が反発している。半面、9月の出荷量を発表したスマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)が安い。