2019-09-23 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動きスタート、米中次官級協議の難航伝わり上値重い
23日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。米政権が昨年、中国製品に課した制裁関税のうち400種類以上の製品について一時的に免除する方針と米メディアが伝え、買い戻しが先行したもよう。ただ米中貿易問題をめぐる次官級協議で農産品の輸入拡大をめぐる協議が難航したことなどが伝わり、先行き不透明感から上値は重い。
指数は日本時間午前10時48分現在、前日比0.11%安の26406.17ポイントで推移している。個別では、通信キャリア大手のチャイナ・モバイル(
00941)や台湾系大手製菓・飲料メーカーの中国旺旺(
00151)が高い。半面、前週高かったスマートフォン向け部品メーカーの瑞声科技(
02018)や舜宇光学科技(
02382)が下げている。