2019-09-23 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土寄り付き:反落スタート、利益確定売り先行 3000ポイント割れ
週明け23日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。始値で心理的節目の3000ポイントを割り込んだ。前週末20日は3日続伸して16日以来4日ぶりの高値で引けただけに、利益確定売りが先行している。また、中国と米国の貿易交渉が進展するとの期待がやや後退。トランプ米大統領が20日、「完全な合意を求めている。部分合意は欲しくない」、「2020年の大統領選前の合意が必要とは思わない」と語ったと伝わった。
指数は日本時間午前10時48分現在、前営業日比1.09%安の2973.58ポイントで推移している。セクター別では証券や通信、航空宇宙、保険が軒並み安。一方、貴金属が逆行高を演じている。