中国人民銀行（中央銀行）による今週の公開市場操作（オペ）は、リバースレポ（売り戻し条件付き債券購入）と中期貸出制度（MLF）を合わせて150億元の吸収超過となった。前週は差し引き535億元を供給し、4週間ぶりの供給超過だった。

　18−20日に計3200億元規模のリバースレポを実施した半面、週内に計2700億元のリバースレポを償還し、差し引き500億元の短期資金を銀行間市場に供給した。MLFでは、20日に満期を迎えた2650億元を償還したが、同日に供給した2000億元（1年物、金利3.30％）との差し引きで吸収規模は650億元となった。