英ロンドン証券取引所(LSE)グループの取締役会が13日に香港証券取引所(
00388)から受けた合併提案を拒否すると表明したものの、外電によると、香港証券取引所は向こう数週間にわたり、LSEの主要株主と直接面会するもよう。買収対象の取締役会の同意を得ずに株主から株式を買い取る「敵対的買収」の可能性が出てきている。『AAストックス』が16日伝えた。
ロイター通信によると、香港証券取引所はLSEの主要株主と直接的に連絡を取り始め、向こう数週間に複数の会議を予定した。一部のファンドはLSEによるリフィニティブ・ホールディングスの買収を支持する考えを示しているものの、LSEの筆頭株主で持ち株比率が約1割のカタール投資庁は2件の取引に対するコメントを拒んでいるという。
香港証券取引所の株価は日本時間午後0時7分現在、前日比1.91%安の236.20HKドルで推移している。