週明け16日の香港市場でハンセン指数が反落して始まった。安く寄り付いた後、下げ幅をやや拡大してもみ合っている。14日にサウジアラビアで起きた石油施設への攻撃を受け、地政学的リスクを意識した売りが先行しているもよう。
指数は日本時間午前10時第39分現在、前日比0.66%安の27171.04ポイントで推移。個別では、前週末に高かった吉利汽車(
00175)が大幅に反落。交通銀行(
03328)、中国建設銀行(
00939)など本土銀行株や、IT大手のテンセント(
00700)が売られ、指数を押し下げた。半面、石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)が大幅逆行高。米中緊張の緩和を好感して豚肉大手の万洲国際(
00288)が買われている。