日本のパチンコホール運営会社、ダイナムジャパン(
06889)の佐藤公平取締役会議長はこのほど行われた業績説明会で、同社がシンガポールのゲーミング機器メーカーと共同開発したビデオスロット機について、マカオのカジノ場で正式に運用される見通しを明らかにした。『香港経済日報』が24日伝えた。
ダイナムジャパンは5月16日、ウェイケ・ゲーミング・テクノロジーと共同開発したビデオスロット機(機種名:Fortune Frogs)がマカオのカジノ監理当局から技術基準に基づく認可を取得したと発表。報道によると、佐藤議長は現在、複数のカジノ運営会社との交渉を進めているとし、スロットは2−3カ月の試験を経て正式に運用されるとの見通しを示した。
このほか、佐藤議長は昨年に新規参入を発表した航空機リース事業について、今後3年間で900億円を投資し、最大20機の航空機を購入するとの計画を明らかにした。詳細については2カ月後に発表するもよう。
ダイナムジャパンの株価は日本時間午後0時14分現在、前営業日比2.65%高の10.86HKドルで推移している。