2019-05-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、米中摩擦を警戒 テンセントが安い
16日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米商務省は15日、安全保障上の懸念があるとして輸出を規制する外国企業のリスト(エンティティー・リスト)に中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)を追加。米中通商摩擦への警戒が高まっている。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.59%安の28101.22ポイントで推移。個別では、前日大引け後に2019年1−3月期決算を発表したIT大手のテンセント(
00700)が安い。通信機器大手の中興通訊(
00763)が大幅安。スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)や瑞声科技(
02018)、マカオカジノの銀河娯楽(
00027)が売られている。半面、本土保険大手の中国平安保険(
02318)、香港不動産株の長江実業集団(
01113)や新世界発展(
00017)が堅調。