シティグループは最新リポートで、中国IT大手のテンセント(
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中国の広東省文化観光庁は18日、2019年第1四半期の「ゲーム機器・コンテンツ審査通過型式リスト」を公表し、テンセント傘下の騰訊科技(深セン)有限公司による「ニンテンドースイッチ」と人気ゲーム「NewスーパーマリオブラザーズUデラックス」体験版の販売代理を認可した。
シティは、今回の認可についてテンセントの財務面での貢献は限定的だと指摘。ただ、将来的に、テンセントのゲームプラットフォームで任天堂のIPを運営することにつながる良い機会になるとの見方を示した。シティはテンセントの投資判断を「買い」とし、目標株価を453HKドルに設定した。
テンセントの株価は日本時間午後4時8分現在、前営業日比0.20%安の390.8HKドルで推移している。