大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、テンセント(
00700)の目標株価を530HKドルから490HKドルに引き下げた。投資判断は「買い」を維持している。『AAストックス』が20日伝えた。
テンセントの2018年4−6月期業績について、人気ゲーム「プレイヤーアンノウンズ・バトルグラウンズ(PUBG、絶地求生)」のリリースの遅れが影響してモバイルゲームは全四半期比で7%減収にとどまると予想。一方、18年下期は「フォートナイト(堡壘之夜)」、「モンスターハンター(怪物猟人)」の投入が起爆剤になるとの見方を示した。
大和は、テンセントの2018年予想準利益(非GAAPベース)をこれまでの900億元から850億元(前年比31%増)に下方修正。また、19年予想についても1190億元から1150億元(同35%増)に下方修正した。
テンセントの株価は日本時間午後4時23分現在、前日比0.05%安の375.40HKドルで推移している。