クレディ・スイスは最新リポートで、中国の乳製品大手、中国蒙牛乳業(
02319)の投資判断を「アウトパフォーム」、目標株価を35HKドルに据えいた。同社の売上高と粗利益に対する下押し圧力への市場懸念が行き過ぎているとの見方を示した。その上で、2018年中間期の純利益が前年同期比62%増、通期では前年比52%増と予想した。『AAストックス』が13日伝えた。
中国蒙牛乳業の18年4−6月期の売り上げの伸びに鈍化がみられたことについて、シェアの伸びと利益率の確保のバランスを同社が重視した結果と分析。クレディ・スイスは、中国蒙牛乳業の18年中間期の売上高が2桁台半ば−後半の伸びになるほか、製品構成の高度化や原乳価格の安定推移を背景に営業利益率の改善も見込めるとした。中間期の好調な業績が株価支援材料のなるとの見方を示した。
中国蒙牛乳業の株価は日本時間午後4時22分現在、前日比4.33%高の26.50HKドルで推移している。