2018-04-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、方向感に欠ける展開
週明け23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比0.11%安の3068.28ポイントだった。深セン成分指数も0.78%安の10327.91ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2341億3200万元。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合う方向感に乏しい展開となった。習近平国家主席がIT分野のコア技術開発の加速を指示したと伝わり、関連株が買われて指数は一時3085ポイントまで上昇したものの、勢いは続かなかった。一方、3060ポイント付近では下げ渋り、下値の堅さを示した。セクター別では、軍需関連、電子・IT関連が売られ下げを主導。一方、保険が軒並み高となったほか、証券や航空も高い。
上海B株指数は0.51%安の317.00ポイント。深センB株指数は0.48%安の1083.74ポイントだった。