2018-01-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:安寄り後に上げ、景気拡大期待の買いが支え
12日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小安く寄りついた直後に上げに転じた。前日まで10連騰の後だけに利益確定売りが先行したものの、堅調な景気拡大を見込む買いが相場を押し上げた。10日に李克強首相が2017年の成長率が「6.9%前後」となる見通しを示し、中国人民銀行(中央銀行)が公開市場操作(オペ)を通じた資金供給を再開したことが投資家心理を支えている。
指数は午前10時52分現在、前日比0.22%高の3432.83ポイントで推移。セクター別では、不動産や金融、セメントなどが上げる半面、通信、非鉄金属、軍需関連が下げている。