2017-06-19 |
香港/投資判断/製紙・パルプ |
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恒安国際集団が大幅続伸、中国国際金融による「買い」判断を材料視
週明け19日の香港市場で恒安国際集団(
01044)が大幅に続伸。株価は日本時間午後0時20分現在、前営業日比4.89%高の57.95HKドルで推移している。証券会社による強気判断や大株主の株式買い増しが材料視されているもよう。
19日付香港メディアによると、中国国際金融(
03908)は最新リポートで、恒安国際集団の株価は2017年予想PER16.4倍に相当する水準にあり、世界の同業(26.1倍)と比べて割安だと指摘。投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。今年は売上高と利益を堅調に伸ばし、長期的にも競争力を保つ見込みだとした。目標株価は68.77HKドルに据え置いた。
一方、香港証券取引所の開示資料によると、恒安国際集団の筆頭株主である施文博会長は13日に13万株を追加取得し、持ち株数を2億3415万株(発行済み株式の19.43%)とした。1株当たり平均取得価格は52.958HKドルだった。